M’s closet エムズクローゼットでは、岐阜・愛知でシューズラック(靴箱)・オーダー家具を製作・販売しています。

 
 

M's closetからのお知らせ

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こんな木材もあります!③栓(セン)
2019-10-08
セン(栓)は、ウコギ科ハリギリ属の落葉広葉樹で、大きいもので高さ30m直径1mになります。日本全土に広く分布していますが、とくに北海道に多く、良質なものが生育しています。別名、センノキ(線木)、ハリギリ (針桐)、ヤマギリ (山桐)、ボウダラ、ツブとも呼ばれています。
辺材は淡黄白色、心材は淡灰白色で、木目がはっきりしていて、肌目は粗いが美しく、面白い杢が現れるものあります。海外でも人気がある木材です。
軽く軟らかく加工がしやすいが、耐朽性、保存性は高くないです。
建築、家具、楽器、仏壇、下駄、賽銭箱、合板、装飾用材、彫刻用材などに広く使われています。木目がケヤキに似ているので、ケヤキの代用品としても使用されることもあります。
『オニセン(鬼栓)』は、黒ずんだ褐色の色をしている木から取れ、硬く強度が高いが、狂いがでやすいです。『ヌカセン(糠栓)』は、柔らかく、木肌がなめらかな木から取れます。
 
こんな木材もあります!②ラバーウッド(ゴムの木)
2019-10-07
ラバーウッドは、ドウダイグサ科の広葉樹です。
ブラジル、東南アジア、南太平洋など暑い地域に生育しています。成長が早く、計画的に植林されている植林木です。 別名、ゴムノキとも言われ、ゴムの樹液が採れることで有名です。以前は樹液を採取し終わった木材は廃棄されていましたが、近年、乾燥技術の改良により集成材や家具材として使用されるようになりました。
灰白色から淡黄色の色で、軽く柔らかいので加工がしやすく、滑らかな肌触りが特徴です。
ダイニング、チェア、ベッドフレーム、チェストの前板などの家具、建築材料など幅広く用いられています。 
 
こんな木材もあります!①アカシア
2019-10-04
アカシアは、マメ科アカシア属の常緑樹です。アフリカ、東南アジア、アメリカ、南北両半球など世界中広く分布し、約700種類以上あり、オーストラリアや中国、日本でも育つ低木です。成長がとても早い木で、十年あれば木材として伐採できるようになります。
近年ではインドネシアやベトナム、タイを中心とした東南アジアでの商業植林が増えています。
心材は茶色で、辺材は白色と、色の差がはっきりしているのが特徴です。材質は、硬く粘りがあり、衝撃力・曲げにも強く、耐久性に優れ、シロアリに対する抵抗力を備え、腐りにくいという特徴を持っています。黒褐色の深みのある色がウォールナットに似ていて、重厚感と高級感があります。
キッチン雑貨、家具、食器、床材、船や構造材、ウッドデッキなど幅広く使用されています。
 
家具によく使われている木材⑳クスノキ
2019-10-02
楠(クスノキ)は、クスノキ科ニッケイ属の広葉樹です。本州の中部以西・四国・九州に分布しています。巨木に成長することが多く、日本国内でも有数の巨樹のランキングのほとんどを占めているのがクスノキです。有名な「蒲生(かもう)の大楠」は、推定樹齢1500年、高さ約30メートル、地上から1.3メートルの高さでの幹周は24.2メートルもあり国や市の天然記念物に指定されています。
辺材は灰白色から淡黄褐色、心材は黄褐色から紅褐色です。また玉杢(たまもく)や葡萄杢等の美しい杢が現れることがあります。
軽く軟らかいので加工しやく、磨くと光沢がでます。耐久、保存性は非常に高く、強い樟脳(しょうのう)の香りで防虫効果があります。器具、家具、寺社建築、楽器、箱、彫刻、仏 檀、木魚、盆・木鉢・椀のようなくりもの、造作材、天井板、欄間、床柱などに使用されています。
 
家具によく使われている木材⑲アルダー
2019-10-01
アルダーは、カバノキ科ハンノキ属の落葉広葉樹です。 主にアメリカの西北部とヨーロッパに生育しています。
 柔らかいので加工しやすく、濃すぎず薄すぎない中間的な色合いの美しい木目が特徴です。オイル塗装をすると褐色になりより綺麗な木目になります。板目が日本の桜材に似ているので、洋ザクラとも呼ばれています。
ナチュラルで優しい印象が人気でカントリー調の家具に使われいます。エレキギターなどの楽器や彫刻材としても広く用いられています。
 
 
家具によく使われている木材⑱シナ
2019-09-30
シナは、シナノキ科シナノキ属の落葉広葉樹です。北海道から九州まで全国的に分布し,多くは北海道が産地として知られています。大きいもので高さは20m以上、直径1mに生長します。 別名アカシナで、よく似たオオバボダイジュがアオシナと呼ばれています。
辺材は淡い黄白色、心材は淡い黄褐色、木目が目立ちにくく繊細で美しいです。
シナノキの樹皮は「シナ皮」と呼ばれ、繊維が強くロープや織物に広く使われていました。
軽軟で加工しやすく、表面は滑らかで曲げに強いです。上質の合板の表面、家具材、内装材、器具材、彫刻材、ベニヤ板、鉛筆材、民芸品、アイスクリームのヘラ、マッチの軸木、鏡やフレームの枠材、引出しの底板などに使用されています。
 
家具によく使われている木材⑰ニレ
2019-09-27
ニレはニレ科ニレ属の落葉広葉樹です。北海道から本州まで広く分布していますが、多くは北海道で産出されています。大きいもので高さ30m、直径1.2mにまで生長します。
ニレにはハルニレとアキニレがあります。3~4月頃に帯紫淡緑色の花を咲かせるのがハルニレで、秋に花が咲くものがアキニレです。ニレと言えばハルニレを指し、木材として使われ、『エルム』『アカダモ』とも呼ばれています。街路樹や公園樹としても人気です
心材の色は淡褐色、辺材は黄白色で年輪がはっきりしています。 ナラと比べると適度な柔らかさがあり、木目も綺麗で、同じニレ科のケヤキに似ています。
腐りにくく、やや重硬で加工は難しいですが、ねばりがあるので曲木に適しています。 
幹にコブがあると美しい杢が材面に表れる場合があり、化粧単板の材料として利用されます。家具材としてはもちろん、建築用材、器具材、車両材、ベニヤ材、食器類、臼、太鼓の胴、楽器など幅広く使われています。
 
 
家具によく使われている木材⑯桐(キリ)
2019-09-26
桐(きり)は、キリ科キリ属の落葉広葉樹です。北海道から九州まで広く植栽されています。
会津桐、南部桐などが有名です。高さ10mほどに生長し、初夏に淡い紫色の筒状の花をつけます。現在、需要の高まりから、中国、台湾、米国、フラジルなどから大量に輸入しています。
昔、日本では女の子が生まれると桐の木を植え、結婚する時に桐を伐採しタンスなどの家具を作り嫁入り道具にしていました。桐は生長が早く、20年くらいで製材できるまで大きくなります。
国産の木材の中で最も軽く、吸湿性に優れ、水を吸ってもあまり膨張しません。狂いが少なく、加工しやすい反面強度は劣ります。淡灰白色で磨くと美しい光沢が出ます。熱伝導率が極めて低く、断熱、防火に優れています。発火しにくいので、昔から金庫の内箱材や桐箱に使用し大切なものを保管してきました。良質の木材として重宝されており、和家具材、下駄材、琴、琵琶などの楽器材、箱材、木炭など幅広く用いられています。
 
 
家具でよく使われている木材⑮栃(トチ)
2019-09-24

栃は、トチノキ科トチノキ属の落葉広葉樹です。北海道、本州、四国、九州に分布しています。特に、東北地方や北海道南部に多いです。大きいもので高さ25m、直径1mまで生長し、葉も大きく50cmくらいあります。初秋には、「栃の実」と呼ばれるクリに似た実がなり、実をすりつぶして作るトチ餅が有名です。
 淡い紅黄白色で、絹のような光沢があります。トチは心材と辺材の境が分かりづらく、リップルマーク(さざ波模様)と呼ばれる木目が現れることがあります。
軽軟で加工しやすいですが、乾燥が不十分だと狂いやすいです。家具材、建築材、器具材、楽器材、お椀やお盆、彫刻材などに使用されています。
大きく育つ木が多かったので、昔はくり抜いて臼なども作っていましたが、乱伐の影響で産出量が減っています。
 
家具によく使われている木材⑭ケヤキ
2019-09-20
ケヤキは、ニレ科ケヤキ属の落葉広葉樹で、北海道を除く、本州、四国、九州と東アジアの一部に分布しています。20mから25mの高さまで成長し、街路樹としてよく植えられていて、秋の紅葉が美しい木です。日本を代表する広葉樹材で、昔は槻(ツキ)と呼ばれていました。
辺材は灰白色で、材質は硬く、高い強度、耐湿・耐久性に優れ、加工しやすく、木目が美しく、磨くと光沢がでます。如輪杢(じょりんもく)、葡萄杢、牡丹杢、泡杢、笹杢などの木目が現れることがあります。現在は高価となり、なかなか一般の住宅には使えなくなっています。
寺社建築材、家具の中でもたんす、座卓、火鉢、仏檀などの和家具、梁などの構造材、階段、棚、床板、門と扉、板戸、障子、天井、床まわりなどの造作材や和太鼓の胴の部分やお盆、お椀などの漆器、臼と杵(きね)、彫刻材、楽器材、民芸品に使用されています。
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